LIMOが2022年4月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年4月23日)
ホームセンターや園芸店に、たくさんの美しい花苗が並ぶ季節となりました。可愛らしい草花を見ていると、つい花の苗を買いたくなってしまいます。
ていねいなお世話ができなくても、コツを知らなくても大丈夫。次々と花を咲かせ、庭を彩ってくれる花を植えれば、初心者でもガーデニングを手軽に楽しめます。
今回はガーデニング初心者も育てやすい、オススメの一年草を紹介します。
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1. 一年草、多年草、宿根草の違い
初心者は植える植物がどのような種類や性質の植物なのか、まずは把握しておきましょう。
特に一年草や多年草、宿根草のどれに該当するかを理解しておけば、育てるときや、万が一枯れてしまったときに対処しやすくなりますよ。
1.1 一年草とは?
一年草は種を植えてからワンシーズンだけ花を咲かせる植物。本来は多年草だけれども、日本では越冬が難しく、一年で枯れてしまう植物も一年草に分類されることがあります。
一年草はワンシーズンで咲き終わるため、次々と勢いよく花をつけます。庭の雰囲気が一気に華やかになるのが嬉しいところです。
時期が終わると枯れてしまうので、植え替えや後片付けが必要。大きな庭がある家では管理が大変なので、一年草よりも宿根草が好まれることも多いようです。
1.2 多年草、宿根草とは?
宿根草は開花が終わると地上部が枯れ、根は生き続けて翌年以降も花を咲かせる植物。多年草と同義で使われることもありますが、多年草は地上部も常緑で生き続ける植物のことを指します。
多年草や宿根草は一年草に比べ、植え替えなどの手間があまりかからず、世話が比較的ラクなのがメリット。ただし、品種によっては大きくなるにつれて花付きが悪くなっていくケースもあります。
落ち着いた印象の花が多いのが特徴ですが、シックでオシャレな雰囲気が好きな人にはオススメです。