年収に対する満足度は7割に
続いてJob総研の調査では、年収に対する満足度の回答も寄せられています。
結果によると、「とても満足している」6.1%、「満足している」19.6%、「どちらかといえば満足している」42.6%を合算した68.3%が”満足派”となりました。
一方、自己評価に対して現在の年収額とのギャップを聞く質問に対しては、自己評価よりも「とても低い」4.8%、「低い」19.6%、「どちらかといえば低い」38.5%を合算した62.9%が”自己評価より低い派”となる結果に。
半数以上が自己評価より低いとしているようです。
実は、自己評価額の年収額も男女で異なる結果となりました。
男性は平均が831.1万円であるのに対し、女性は631.7万円。中央値も750万円と550万円で、約200万円もの差があります。
国税庁の資料によると、女性はどの年代でも平均年収が400万円に満たないことがわかっています。
男性は20歳代前半で287万、30歳代前半で472万円、40歳代前半で584万円、50歳代前半で664万円と年代ごとに上がっていることから、多くの家庭で女性が働き方をセーブしている現状がうかがえます。
働く女性が増えたとは言え、実際には出産や介護を機に働き方をセーブする女性が多いものです。
パートタイムや扶養の範囲内で働く女性が多いほど、全体的な年収の平均額は下がることになります。