性差なく希望した職業を選べる日はくるか
内閣府男女共同参画局によれば、2021年は共働き世帯(妻がパート)は691万世帯、共働き世帯(妻がフルタイム)は486万世帯、専業主婦世帯は458万世帯となっています(妻が64歳以下の世帯)。
共働きが主流とは言え、女性が結婚や育児で離職、もしくは雇用形態を変える状況は続いており、その不安定さゆえに資格職を希望する状況が長年続いているのでしょう。
一方で、リモートワークや産後パパ育休など、仕事や家庭を巡る環境は変化しつつあります。
職業の種類は、数え切れないほど多くあります。安定だけを重視するのではなく、性差関係なく希望した職業に就きやすい時代になっていくのか、今後の動向を見守っていきましょう。
参考資料
- PRTIMES「2023年版 新小学1年生の「将来就きたい職業」、親の「就かせたい職業」 総合
- 厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」
- 国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」
- 内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書 令和4年版・第1節 家族の姿の変化・人生の多様化」
宮野 茉莉子