もうすぐゴールデンウィークですね。
カレンダーどおりにお休みが取れる方は、比較的長期の予定が立てやすいでしょう。
長期休みを利用して、お金についてじっくり考えてみるのもおすすめです。
今回は国民年金の保険料についてです。
国民年金保険料は、前納制度を利用することで割引もありますし、クレジットカードでの継続支払いにすることで、クレカポイントを貯めることもできます。
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1. 国民年金保険料は払わなくてはいけない
国民年金は、税金などと同じように納付する義務があります(国民年金保険法第88条)。
厚生年金に加入する第2号被保険者(会社員や公務員など)の方や第3号被保険者(会社員などの配偶者)の方は、被用者年金(厚生年金等)で国民年金保険料相当額を支払ってくれています。
日本に住所のある20歳以上60歳未満の方のうち、第1号被保険者が自発的に納付する義務があります。
自営業の方でも、無職の方でも、学生の方でも納付しなくてはなりません。
ここで、「納付する義務」と書いていますが納付できないこともあります。
例えば学生の方や無職の方で、家族の方が払ってくれれば問題はありませんが、自分に貯蓄や収入がない場合、支払うことができません。
未納となった場合の影響について考えていきます。