過去の同月に公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。 (初公開日:2020年4月18日) |
部長や課長といえば、サラリーマンとしては出世の通過点といえるでしょう。果たしてその部長や課長には何歳からなれるのでしょうか。今回は労働政策研究・研修機構「ユースフル労働統計2019」や厚生労働省「賃金構造基本統計調査」等データを参考に見ていきましょう。
学歴と年齢別の部長と課長の比率
ここでいう比率というのは、企業規模100人以上の労働者に占める部長や課長の比率です。男女ともに役職者が含まれます。
大学・大学院卒の課長比率
それではまず、2018年時点の「大学・大学院卒の課長比率」から見ていきましょう。
- 25-29歳:0.2%
- 30-34歳:1.8%
- 35-39歳:7.0%
- 40-44歳:16.7%
- 45-49歳:22.9%
- 50-54歳:22.1%
- 55-59歳:16.6%
- 60-64歳:6.6%
- 65歳以上:2.8%
課長と一口に言っても会社ごとに役割も異なるでしょうが、30代後半から課長になり始めると見えます。30代前半から昇進する人もいますが、30代で課長に昇進すればトップ昇格組といえるでしょう。
続いて、高校卒の課長比率について見てみましょう。