LIMOが2022年3月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年3月18日)

オステオスペルマムは春と秋に花を咲かせるキク科の多年草。春は特に多くの品種が出回る季節で、多くの新品種が登場します。

じっくりと好きな品種を選べるのも春ならでは。こんもりと次々に花を咲かせる姿は力強さも感じさせます。

今回は、春の庭の主役にふさわしい「オステオスペルマム」について紹介します。

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1. オステオスペルマムとは?

Ion Mes/Shutterstock.com

  • キク科オステオスペルマム属
  • 多年草
  • 原産地:アフリカ
  • 参考価格:300~700円前後(3号ポット苗)

耐寒性も高く、初心者でも育てやすいオステオスペルマム。日本では多年草として出回っている園芸品種です。品種改良が盛んなため、さまざまなオステオスペルマムを楽しむことができるのも魅力のひとつ。

定番の紫やピンク、白、オレンジのほかに、花弁の色がグラデーションになっている品種など、多様な花色を楽しむことができます。花の咲き方も一重や八重、花びらがスプーンのような形をした品種など、実にユニークです。

Janine Bantor/Shutterstock.com

花は太陽の光を受けて開花し、曇りや雨の日、夜には閉じる性質をしていますが、最近はこのような性質を持たない品種も出ています。

鮮やかで次々と花を咲かせるその姿は、春の庭を華やかに演出する主役級の植物といえるでしょう。