老後資金対策2.長く働き続けるキャリアプランを立てる
人事院によれば、国家公務員の定年は原則60歳ですが、令和5年度以降2年に1歳ずつ引き上げられ、令和13年4月には原則65歳になるとのことです。
今は働く60歳代も多いですが、今後も長く働き続ける傾向は続いていくと考えられるでしょう。
長く働くことで、60歳代以降も貯蓄の切り崩しを減らしたり、貯蓄を増やすことも可能です。老後まで見据えた長いキャリアプランを考えることは大切でしょう。
老後に向けたマネー&キャリアプランの検討を
「老後2000万円問題」が話題になっただけであり、老後資金を準備するのは簡単ではありません。
値上げが続き家計が苦しい中ではありますが、まずは情報収集を重ねながら、老後に向けたマネー&キャリアプランを検討してはいかがでしょうか。
参考資料
- 帝国データバンク「食品値上げ、3 月も 3000 品目超 値上げトレンド「小分け×小幅」へ」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和4年)各種分類別データ」
- 金融庁「つみたてNISA」
- 金融庁「資産運用シミュレーション」
- 金融庁「新しいNISA」
- 金融庁「NISAとは」
- 人事院「定年・再任用」
宮野 茉莉子