お子さんの入園や入学が近づき、緊張している方もいると思います。

一方で、少しずつ子どもが大きくなると考えるのが、自身の働き方ではないでしょうか。

子どもが小さい間は育児と仕事の両立が難しく、専業主婦の方もいますよね。しかしだんだんと子どもが成長してくると働き始める方も増えます。

どのタイミングで働き始めるかは個人差がありますし、ずっと専業主婦を希望される方もいるでしょう。

家族の状況やお子さんによっても女性が働き始めるタイミングは異なりますが、今回は家計に視点をあて、子育て世帯の平均的な貯蓄や年収をみていきましょう。

子育て世帯の平均年収はいくら?

厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」によれば、18歳未満の児童のいる世帯の2020年の平均所得金額は813万5000円となっています。

出所:厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」

その内訳は以下の通りです。

出所:厚生労働省「2021年 国民生活基礎調査の概況」

子どものいる世帯の平均所得金額

総所得:813万5000円

・うち稼働所得:733万4000円(うち雇用者所得695万1000円)
・うち児童手当など:14万7000円など

雇用者所得を見ると約695万円となっており、子育て世帯の世帯年収の平均は600万円台といえるでしょう。