家事代行サービスに抵抗感がある人が多いも、利用者の満足度は高い
近年、ネットやアプリを利用して、家事代行の依頼がしやすくなったこともあり、家事代行サービスの知名度が上がりつつあります。
とはいえ、まだ利用したことのある人は少なく、株式会社ネットプロテクションズの調査によると、87.3%の人が「家事代行サービスを利用したことがない」と答えています。
「家事代行」というサービスは知っていても、今まで利用したことのないサービスゆえに、抵抗感を感じている人は少なくないようです。
実際、株式会社タスカジによる調査では、家事代行サービスを利用したことのある人の約半数が、家事代行を使い始めるまで「抵抗感はかなりあった、少しあった」と答えています。
「抵抗があった」と回答した理由として、「他者を家に招き入れるのに抵抗感があったから」「家事を人にやってもらうことに罪悪感があった」といったものが挙げられています。
会ったことのない人を家に招き入れる不安感や、家のことは自分でやるものという固定概念から抵抗感を感じ、なかなか利用に踏み出せない人は多いとうかがえます。
しかしその一方で、実際に利用してみたユーザーの多くは、満足度が高い傾向にあります。
株式会社タスカジの同調査によると、95%のユーザーが、家事代行の利用に対して「とても良かった」「良かった」と回答しており、満足度が高いことがわかっています。
初めは抵抗感がある家事代行ですが、いざ利用してしまえば家事の負担から解放され、精神的にも身体的にもストレスが減ったというユーザーが多いようです。
家事代行サービスを利用したきっかけ・理由
家事代行は、家事の負担から解放される満足度の高いサービスですが、利用するまでは抵抗感を感じる人が多いようです。
では、そんな利用者が、家事代行サービスを利用しようと思ったきっかけは何なのでしょうか?
株式会社タスカジの家事代行に関する調査によると、家事代行の利用を始めたきっかけとして「育児や仕事に手が回らない」ことが、最も多く挙げられました。
男女別にみると、男性では「自由時間を作りたい」が最も多く、掃除や家事をする時間を別のことに使いたい人も多いのでしょう。
とくに、新生活の準備を始めている人のなかには「忙しくて掃除ができない」と悩んでいる人も少なくありません。
そういう時こそ、家事代行サービスを利用して、家事・掃除の負担を軽減してみても良いかもしれません。