現役時代から行いたい老後資金対策3つ

40歳、50歳は貯蓄額の差が顕著に出る時期です。

現役時代から老後の資金対策を講じることが重要なため、早くから行いたい老後対策をご紹介します。

老後資金対策1.私的年金で備える

老後に向けて、公的年金以外に個人年金保険やiDeCoといった私的年金で備える方法があります。

個人年金保険は任意で加入する保険であり、現役時代に老後の生活資金を積み立てることができます。定期的に保険料を払い、定年退職後に一括または年金形式で受け取ることができます。

iDeCoは毎月一定額を積み立てる私的年金で、運用益に通常約2割かかる税金が非課税になります。掛け金が全額所得控除になるなどの税制上のメリットもあります。

私的年金について詳しく調べ、ご家庭に合ったものを選ぶといいでしょう。

老後資金対策2.積立投資

現役時代に積立投資を行うことで、老後の生活資金を増やすことも可能です。

たとえば、毎月一定額を投資信託で積み立てすることで、長期的な資産形成が可能です。NISA制度を利用すれば、運用益にかかる税金も非課税になります。

ただし、運用なのでリスクがあります。ご家庭にあった積立金額や商品選びを検討しましょう。

老後資金対策3.生活費の見直し

現役時代から生活費の見直しを行うことで、老後に必要な資金を貯めることができます。

特に通信費や光熱費、住居費など固定費を見直すことで、節約の効果を実感しやすくなります。

節約の習慣を身に付ければ、老後も生活費を抑えて生活することができるでしょう。