3. ソロ活時代。おひとりさまが考えておきたい「老後のお金」
今後、仮にお一人で生活を送る上では「お金の問題」について考えることが多いのではないでしょうか。
夫婦世帯や子育て世帯との違いは「身近に頼れる人が少ない」ことが少ない傾向にある点かもしれませんね。しかしその一歩で、自分の望むライフプランを立てやすいのが、おひとりさま世帯の最大のメリットも言えるでしょう。
まずは、日頃の家計収支や現在の貯蓄状況を把握しましょう。さらには老後の収入源である公的年金がいくら見込めそうかをチェックしておくことは、老後に向けたマネープランを立てる上で大切です。
厚生労働省「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、国民年金・厚生年金の平均月額は以下の通りです。
3.1 国民年金の受給額
男女全体平均月額:5万6368円
男性平均月額:5万9013円・女性平均月額:5万4346円
3.2 厚生年金の受給額
男女全体平均月額:14万3965円
男性平均月額:16万3380円・女性平均月額:10万4686円
執筆者
日本大学国際関係学部卒業後、東洋証券株式会社に入社。国内外株式、債券、投資信託、保険商品の販売を通じ、主に個人顧客向けの資産運用コンサルティング業務に従事する。特に中国株・投資信託の提案を得意とし、自身でも幅広く投資を行ってきたため、豊富な金融知識を活かした顧客ニーズに沿う提案が強み。現在は個人向け資産運用のサポート業務を行う。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP3級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有(2023年11月27日更新)。