【新NISAに向けて】積立投資で「月3万円・年率3%・20年間」をシミュレーション

50歳代は最後の貯め時ともいえますが、貯蓄方法にはさまざまな種類があります。

2024年からは新NISAが始まる予定であり、貯蓄の一部で運用をおこなおうか考える方もいるのではないでしょうか。

現行のNISA制度には、毎月一定額を積み立てる「つみたてNISA」があります。

つみたてNISAは現在は年40万円まで、最長20年間、運用益に対して通常約2割かかる税金が非課税になります。

2024年からは新NISAの「つみたて投資枠」として、年間投資上限額は120万円、非課税保有限度額(総枠)は1800万円(うち成長投資枠1200万円)、非課税保有期間は無期限になる予定です。

最近では60歳代でも働く方が多いですが、仮に老後を70歳からと仮定した場合、50歳から20年間「月3万円・年率3%」で積み立てができた場合、どれくらいになるでしょうか。

出所:金融庁「資産運用シミュレーション」

積立投資「月3万円・年率3%・20年間」シミュレーション

  • 総額約984万円(うち元本720万円・利益約264万円)

金融庁「資産運用シミュレーション」で試算すると、元本は720万円、利益は約264万円となり、総額で1000万円近くになりました。

2019年に話題となった「老後2000万円問題」の半分となります。

もちろん何%で運用できたかは後にならなければわかりませんし、運用は元本割れのリスクもあります。ただ上記のシミュレーションではまとまった利益が出ました。

老後2000万円に向けて、一部で資産運用を取り入れるという方法もあるでしょう。