いよいよ夏休みシーズンですね、レジャーにいそしむのもいいものですが、まとまった休みが取れる時こそぜひ身に着けたいのが稼げる人になる7つの生活習慣です。
世の中には人からの評価が高く、「あの人から買いたい」とか「あの人に担当してもらいたい」といわれるような営業さんや担当さんがいるものです。
誰しもそんな人を目指して、勉強したり知識を蓄えたり、それぞれに努力しているはずですが、ほんの少し、視点を変えて、生活習慣に目を向けてみましょう。
商品を購入するとき、「この販売員さんから買いたい!」と思わせられる人はどんな印象の人か?
一緒に仕事する仲間やリーダーで「この人とぜひ仕事したい」「この人のいうことなら信用できる」と思える相手はどんな人か?
そんな人に近づくための生活習慣の一つ一つを早速ご紹介しましょう。
1 いい表情で人と接する
第一線で頑張っている人はたいていが表情の好感度が高い人です。だから、対人関係において感じの良い印象を与えたいものですね。
接客業などでは始業前にお客様へのあいさつをみんなで唱和したり、笑顔のレッスンをしたりしますが、個人でそれ以前に気を付けるべきはオーラルケア、特に虫歯治療です。
歯磨きや口臭予防はしていても、虫歯放置をしていませんか?あるなら、ひどくなる前に早めに治療しておきたいものです。というのも虫歯があると痛みやダメージ感からつい困った表情になりがち。
痛みをこらえる顔は何か心配事があるような印象を与え、舌先などで虫歯を触ったりしていると周囲の人から、「どうしたのかな?」「何か問題があるのかな」と思われてしまいがち。結果的に信頼感をつかみ損ねて接客での成果が上がりにくくなることにもつながりかねません。虫歯放置が長くなると治療にもそれなりの費用が掛かります。だから早めの治療が大切なのです。
歯の憂いをなくせば、笑顔も多くなり、いい表情で人と接せられます。
2 筋力をつける
人は見た目が大切とはよく言われますが、見た目は服装や化粧ばかりではありません。姿勢がいい、歩く姿が颯爽としている、勢いが感じられる、など体がしっかりしていることが大切です。
その体を支える重要な役割を担っているのが筋肉です。ところでこの筋肉、たった2週間、運動しないだけで若者なら3分の1、高齢者だと4分の1を失うという研究があります。しかも30代以降、筋肉量は毎年1%ずつ減少していくといわれます。筋肉を鍛えないまま中高年に突入すると、転びやすくなり、骨折リスクが増し、最悪の場合、寝たきりになるリスクが強まります。そのため定期的な運動などで増強しておく必要があるのです。
運動は筋肉量を増やすだけでなく、認知症予防にも効果があるといわれます。筋力をつけて姿勢を良く保てれば威風堂々、自信のある人に見られ、見た目のきれい度もアップします。姿勢よく、首まわりをすっと伸ばす癖をつけ、颯爽と歩きましょう。
3 美文字習慣を持つ
美文字が書けると人から一目置かれます。「知性がある人」「きちんとした人」と思われる機会が増え、名前を覚えてもらいやすくなります。結果的に質のいい人間関係が広げられます。特に数字や住所はきれいに書きたいですね。数字の間違いは業務に差し障りがでやすいので、はっきりした字で書きます。美文字住所は郵便物の誤配、差し戻しなどのリスクを避けることにつながります。100均などでボールペン習字練習帳などが売られていますので、まずはなぞるところからスタートです。
4 手入れしたいい靴を履く
名刺交換の際などを思い浮かべてみましょう。相手の靴が思いのほか、視界に入ってきます。だから、いくら顔や頭髪を整えていても靴が汚いとすべてが台無し。靴はワンランク上のものを履きたいですね。
汚れにも注意です。特に初めての人と会う前は十分チェックを。出張先などで靴磨きクリームがない場合、皮靴であればヘアーコンディショナーをテッシュに含ませて拭きましょう。応急処置ですが結構きれいになりますよ。
5 お風呂場ピカピカ作戦
夫を出世させる妻はお風呂場を特に念入りに掃除しておくそうです。すると夫は疲れて帰ってきても、お風呂場でしっかり一日の疲れを流して再生をはかり、明日に備えることができ、結果的にいい仕事ができることにつながるというわけですね。確かに、お風呂が汚いと、効果半減です。そこで、まずお風呂場をピカピカにして気持ち良い場所にしましょう。
6 共感を得られる時短術を磨く
時短、効率化は忙しい人にとって必須の行動様式。ところが、時短と効率化は「自分充実主義」の観点からはプラス効果を生み出しますが、利己的な印象と紙一重なのです。
仮に周りの人に「あの人、手際よさげだけど、ひょっとして、早く帰りたい一心で手抜きしてない?」とか「雑に処理しているから早いのでは?」などと思われては残念です。
人より早く仕事を終わらせることができている場合、時短下手な人からの妬み、嫉み、嫌味が蓄積していることがあるかもしれません。すると、いつしか孤立し、いざという時、誰も協力してくれなくなる可能性も。それは困りますよね。
そこで時短と効率化で浮いた時間に時々、周囲の人をサポートするご奉仕ワンタイムを挟みましょう。誰かが困っていたら、さりげなくサポートする。後片付けを一緒にやる。仕事場の共通スペースを整理整頓、美化する、など簡単なワンタイムを作るのです。
すると、利己的に時短を推進している人という印象を避けることができ、「合理的な人」「時間をうまく使っている人」という好評価を持たれやすくなります。好評価は時間に勝る財産になるかもしれません。
7 バランスの良い食事で健康体質に
仕事で思い切り頑張って、「さあ、いよいよこれから」という時、健康不良でダウンというのは避けたいですね。そこで、健康維持の観点から食生活を充実させましょう。高価な食材でなくても体に良いといわれる食材をバランスよく食べることが大切です。
食塩が効きすぎている食事はなるべく控え、アルコールと一緒に超高カロリーなつまみを多食するのも健康維持の観点から避けましょう。
今の体重は4日前の食事の結果といわれます。体重が極端に増減しないよう、量の調節もしっかりして、栄養バランスの良い食事をとり、「肝心の時、ダウン」ということのないようにしたいものです。
おわりに
さて、いかがでしたか?費用をかけずにできることばかりです。さっそく習慣化し、健康で颯爽とした明るいキャラで暑い夏も仕事も乗り切り、収入アップにつなげましょう!
木村 佳子