総務省が2023年3月3日に公表した「2020年基準 消費者物価指数 東京都区部 2023年(令和5年)2月分(中旬速報値)」によれば、総合指数(生鮮食品を除く)は前年同月比3.3%の上昇でした。
内訳を見ると「生鮮魚介」15.3%、「乳卵類」11.2%、「油脂・調味料」11.3%など食品をはじめとした上昇が目立ちます。
数々の物価高を経験し、改めて「いつ何が起こるかわからない」と感じた方も多いでしょう。
特にひとり世帯であれば、コロナ禍や物価高といった予想だにしない世界情勢による雇用や家計などへの影響に対しても、自分で対策を練らねばなりません。こういった場合でも、まとまった貯蓄があると少しは安心できるでしょう。
では、今のひとり世帯はどれくらい貯蓄を保有しているのでしょうか。年代別に確認した後、ひとりの老後に向けた対策も見ていきましょう。