「Time is Money(時は金なり)」はビジネスや学校などあらゆるシーンで聞かれる言葉です。
この言葉を生み出したのは、アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンと言われています。政治家、物理学者、作家など、あらゆる肩書を持つ成功者の一人です。
直訳すると、「時間はお金そのもの、無駄にするな」といった意味になります。普段なにげなく過ごすと、時間は無限大にあるとついつい錯覚しそうになります。しかし、命が有限であるように、時間にも限りがあり貴重なものです。
時間はすべての人にとって平等です。限りある時間をどう使うか、これが将来生み出すお金につながります。
今回は、いわゆる「富裕層」と呼ばれる人たちの定義を確認し、「富裕層の共通点」についてみていきたいと思います。
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1. 日本に「富裕層」はどのくらいいるのか
まずは、野村総合研究所が公表するマーケットの分類を参考に「富裕層」の定義についてみていきましょう。
世帯の保有する金融資産(預貯金・株式・債券・投資信託・保険など)の合計額からローンなど負債を差し引くと「純金融資産保有額」を割り出すことができます。
この純金融資産保有額をベースに総世帯を5段階にランク付けしたものがマーケットの分類になります。5つの階層の定義と、各層における世帯数・保有資産は以下のとおりです。
1.1 マーケットの分類(世帯の純金融資産保有額)
超富裕層(5億円以上)
- 9.0万世帯/105兆円
富裕層(1億円以上5億円未満)
- 139.5万世帯/259兆円
純富裕層(5000万円以上1億円未満)
- 325.4万世帯/258兆円
アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満)
- 726.3万世帯/332兆円
マス層(3000万円未満)
- 4213.2万世帯/678兆円
アッパーマス層から超富裕層までは合計で1200万2000世帯。「マス層」の世帯が大部分を占めていることがわかります。純金融資産保有額が5000万円超の世帯は473万9000世帯です。
次からは、筆者がみてきた「富裕層の共通点」をみていきます。
2. 富裕層の共通点その1:費用対効果を考える
費用対効果
支出した費用によって得られる成果 (goo辞書より引用)
洋服でも靴でも機能が同じであればブランドにこだわらない、逆に高額なサービスであっても、「費用が高いから」という理由で選択肢から外すことはしません。
富裕層の判断軸として、「費用に見合った効果を得られるか」があるように感じます。
3. 富裕層の共通点その2:情報収集を怠らない
インターネットが普及する前は、自分の経験が判断軸となることが多かったかもしれません。
情報社会のいま、インターネットやテレビなどあらゆる媒体で情報が飛び交っています。どの情報をもとに判断していくかは、ひとそれぞれでしょう。
「富裕層」は一つの情報を鵜呑みにしません。その分野のプロや信頼できる人に相談したりして、情報収集をきちんと行いながら判断します。
4. 富裕層の共通点その3:Time is Moneyを理解している
「富裕層」はとにかく自分の時間を有効に活用します。
情報収集や勉強をすることにより、ビジネスが上手くいき、新たな人との出会いでさらにビジネスを拡大していくチャンスがあるかもしれません。
空き時間に運動を取り入れ、将来の病気のリスクを減らせば、それにかかる医療費や介護費を抑えることができる可能性もあります。
大切な人と過ごす時間をつくることで、心にゆとりを持つことができ、さらに仕事のパフォーマンスがあがるかもしれません。
資産運用を取り入れ、いまあるお金に働いてもらうことにより、将来の資産が知らないうちに殖えることもあるでしょう。
「Time is Money」を実践することにより、未来の自分のためになることがわかっているのです。
5. まずは準富裕層を目指してみよう
「Time is Money」はとにかく忙しくするということではありません。「チャンスを広げる」「理想とする生活を手にする」ためにどういう行動をするかを考え、実践することが大切です。
先述したなかでも、「お金に働いてもらう」すなわち「資産運用」は準富裕層を目指すために有効的な方法でしょう。
いまはつみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)など、初心者でもスタートしやすい制度があります。投資はリスクが伴いますが、長期積立していくことにより資産を効率的に殖やすことは可能です。
まずは情報収集からスタートしましょう。



