3. 厚生年金「夫婦の年収ごと」に年金受給月額をシミュレーション

夫婦の年収ごとに、世帯年金受給額(月額)をシミュレーションしてみましょう。

夫婦どちらも1990年生まれで20歳から60歳まで働き、65歳から年金を受給する前提です。厚生労働省「公的年金シミュレーター」によるシミュレーション結果は以下のとおりとなります。

出所:厚生労働省「公的年金シミュレーター」をもとに筆者作成

3.1 夫婦の年収ごとの世帯の年金受給月額をシミュレーション

  • 夫の年収300万 妻の年収300万円: 月24万2000円
  • 夫の年収300万 妻の年収500万円: 月27万6000円
  • 夫の年収300万 妻の年収700万円: 月31万1000円
  • 夫の年収300万 妻の年収900万円: 月34万8000円
  • 夫の年収400万 妻の年収400万円: 月27万2000円
  • 夫の年収400万 妻の年収600万円: 月31万1000円
  • 夫の年収400万 妻の年収800万円: 月34万1000円
  • 夫の年収500万 妻の年収500万円: 月31万円
  • 夫の年収500万 妻の年収700万円: 月34万5000円
  • 夫の年収500万 妻の年収900万円: 月38万2000円
  • 夫の年収600万 妻の年収600万円: 月35万円
  • 夫の年収600万 妻の年収800万円: 月38万円
  • 夫の年収700万 妻の年収700万円: 月38万円
  • 夫の年収800万 妻の年収800万円: 月41万円

※厚生労働省「公的年金シミュレーター」にて試算

ちなみに、総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編)」によると、65歳以上のリタイア世帯のうち二人以上世帯では、毎月の支出が約25万5000円です。年収によっては不足する世帯もあるでしょう。

あくまで上記は試算になり、受給予定額は個人差がありますのでねんきん定期便やねんきんネットで確認しましょう。