老後の「最低日常生活費」は月いくら?
「セカンドライフ」というと夢がある印象も受けますが、公益財団法人生命保険文化センター「2022(令和4)年度 生活保障に関する調査(速報版)」によると、それまでの生活と老後生活で経済的にどう変化すると考えているかをみると「つつましい生活」を選んだ方が63.9%で最多でした。
「経済的に豊かな生活」は2.3%と少数派になっており、「同じ程度の生活」も26.5%です。老後はつつましく、と考えている人が多いとわかりますね。
同調査によれば、夫婦2人で老後生活を送る上で必要と考えられている最低日常生活費の平均額は月額23万2000円でした。
厚生労働省によれば、2023年度の年金額は以下の通り。
2023度の国民年金と厚生年金の年金額
- 国民年金の年金額(満額):6万6250円
- 厚生年金はモデル夫婦(2人分の国民年金と厚生年金):22万4482円
厚生年金のモデル夫婦で月約22万円ですが、最低日常生活費には7518円足りない結果となりました。
上記は平均的な金額であり、実際の年金受給額には個人差があります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)