1.4 シュンギク
【種まきのコツ】
シュンギクは春と秋に種まきがおこなえます。春まきは3〜5月頃に種を蒔くと、5〜7月頃に収穫ができます。
15センチ程度の間隔をあけて2列の溝を作り、すじまきします。好光性種子なので、覆土は薄めにかけるのがポイントです。1週間ほど経つと発芽し始めるでしょう。
【育て方のコツ】
本葉が出始めたら、株間が3センチ程度になるように間引きをおこないます。
間引きを終えてしばらくすると、本葉が増えて食べられる状態となります。収穫量を増やすためには、主枝を摘心して脇芽を増やすようにするとよいでしょう。
1.5 パセリ
【種まきのコツ】
パセリは種から育てるのが難しい植物ですが、育てられないわけではありません。4~5月、9~10月に種まきの適期。ぜひチャレンジしてみてください。
プランターの場合、周囲に15センチ程度のスペースを取って、5粒ほど種を蒔き、発芽したら徐々に間引きをし、本葉が3枚程度つく時には生育のよい1本となるようにします。
【育て方のコツ】
パセリは長い間収穫を楽しむためには、乾燥に注意するのがポイントです。水を好むため、特に夏は朝晩2回水やりをするとよいでしょう。乾燥するとハダニの被害に遭いやすくなります。
収穫時は10枚程度残すようにします。葉があるおかげで生長しやすくなるので、収穫を長く楽しめます。
2. まとめにかえて
今回、プランターでも育てることのできる野菜を紹介しました。
野菜を種から育てるのはとても難しいのですが、収穫できたときの嬉しさはひとしおです。季節の移り変わりとともに種から育てる楽しみを味わってみませんか。
LIMO編集部