3. 6月に届く「年金振込通知書」とは。天引きされる種類も確認
年度の最初の年金が振込まれるのは6月なので、年金受給者には6月上旬に「年金振込通知書」が圧着はがきで届きます。
年金振込通知書には控除前と控除後の年金額の他に、以下の天引きされる金額が記載されています。
- 介護保険料
- 後期高齢者医療保険料または国民健康保険料
- 所得税額および復興特別所得税(5.105%)
- 個人住民税
3.1 通知書の年金額が想定より少ない場合に考えられる理由
年金振込通知書に記載されている内容で、天引きされている所得税や健康保険料などについてはそれぞれを管轄する機関へ問い合わせましょう。年金額が想定より少ない場合、以下のような可能性が考えられます。
- 働いた収入が在職老齢年金の適用を受ける水準になったため、減額された
- 配偶者が65歳になって加給年金がなくなった
年金額については、年金事務所で確認しましょう。なお、年度の途中で年金額が変更になる場合は、新たに年金振込通知書が送られます。
3.2 「年金振込通知書」再発行を希望する場合
年金振込通知書を紛失した場合、ねんきんネット、ねんきんダイヤル、年金事務所の窓口などで再交付の申請が可能です。
再交付できるのは直近のものに限ります。また、再交付は原則として日本年金機構で管理している住所あてへの郵送となります。