2023年1月31日に公表された総務省統計局「労働力調査(基本集計)2022年(令和4年)平均結果の要約」によれば、2018~2022年の5年間、70歳代前半の全体の就業率は3割超となっています。
男女別に見ると、2019年以降は70歳代前半男性の約4割が働いており、現代では70歳代で働くことも珍しくなくなりました。
今の70歳代は「夫は会社員、妻は専業主婦」というご家庭も多かったと思いますが、同調査によると2017年以降は70歳代前半女性の2割超が働いており、2022年は4人に1人が働いています。
物価高が相次ぎ、また年金の不安も叫ばれる現代ですが、今の70歳代はどれくらい貯蓄を保有しているでしょうか。
今回は70歳代でも「ひとり世帯」に焦点をあてて、その貯蓄や年金事情もみていきます。