70歳代「ひとり世帯」厳しい貯蓄事情とは
今回は金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」をもとに、70歳代ひとり世帯の貯蓄を確認しましょう。
70歳代「ひとり世帯」貯蓄の平均・中央値
- 平均:1433万円
- 中央値:485万円
- 貯蓄ゼロ世帯:28.3%
- 貯蓄2000万円以上:24.3%
70歳代「ひとり世帯」の貯蓄平均は1433万円でした。十分貯蓄がある印象ですが、平均は一部の富裕層に影響されます。
より実態に近い中央値は485万円となっており、500万円を下回りました。人生100年時代、70歳時点で貯蓄500万円以下となると不安を抱えるものでしょう。
分布を見ると貯蓄ゼロ世帯が28.3%、2000万円以上の方が24.3%となっており、二極化している様子がわかります。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)