2. 2021年度「65歳の国民年金と厚生年金の平均受給額」はいくらか
国民年金は、保険料を納付していない期間や納付を免除された期間などがあれば、受給額が減額となります。
また、厚生年金は会社員として勤務した期間や平均年収などにより受給額が変動するため、人によって受給額はさまざまです。
2021年度の65歳の厚生年金・国民年金の平均受給額は以下のとおりとなります。
2.1 65歳の厚生年金と国民年金の受給額いくらか
- 65歳の厚生年金受給者の平均年金額:月額14万5372円
- 65歳の国民年金受給者の平均年金額:月額5万8078円
厚生年金と国民年金では受給額に約2.5倍もの差があります。国民年金のみで老後の生活費を賄うのは、一般的に難しいでしょう。
執筆者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士。慶應義塾大学商学部会計ゼミにて会計を学んだ後、東京海上日動火災保険株式会社に就職。企業が事業活動を行ううえでの自然災害や訴訟に対するリスク分析・保険提案を3年間行う。「企業が倒産しない」・「事業で安定的に利益を出す」ための適切な保険でのリスクヘッジの提案に努めた。
特に、製造業者や工事業者に対する賠償責任保険や工事保険の提案が得意。取引先企業の社長・経理・人事・プロジェクト担当者など様々な部署への営業活動を行った。上場企業の新規事業に対する保険提案が評価され、全国社員への社内プレゼンを実施した経験もある。
また、1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を活かし、取引先従業員に対するNISAやふるさと納税に関するセミナーの実施経験有。現在は、フリーランスとして保険や投資、税金などのお金に関する記事の執筆や個別相談・ライフプランニングの作成・実行支援を行っている。