優雅な姿と気品ある甘い香りが魅力のラン。お祝いやプレゼントとして贈る鉢花として高い人気を誇る植物です。

その一方で、育て方がやや難しそうなイメージを持つ方も多いかもしれません。

そこでオススメなのが、初心者にも育てやすいように品種改良されたミニ洋ラン。今回は冬のインテリアアイテムにピッタリなミニ洋ランの育て方や、オススメ品種を紹介します。

ランの特徴

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ランの原産地は高温多湿の熱帯や亜熱帯。品種改良が進み、世界中に15000種以上あるとされています。花色が豊富で花の形も個性的。花の寿命が長く長期間咲き続けるのも魅力です。

ランは「地生ラン」と「着生ラン」に大きく分類されます。地生ランは森林の薄暗い茂みに自生し、乾燥を嫌います。タップリ水を蓄えられるように、茎が太くドッシリした印象。

着生ランは樹木や岩に根を張って生息しています。地中に根をおろさず気根を伸ばして水分を吸収。野趣あふれる草姿が多く、乾燥に強く風通しのよい場所を好みます。