「500万円あれば十分幸せ」「育児をしながら500万円は難しい」みんなが選んだ理由とは?
それぞれ選択した方々の理由も見ていきましょう。
年収500万円で共働き希望の男性
- 500万円もあれば普通の暮らしができるので十分幸せだと思った
年収1000万円で専業主婦希望の男性
- 専業主婦して趣味など自分の時間を使いたい
- 家でゆっくりしたり、お料理したり、1人の時間が好きだから
- 子供ができた時に働けない期間が特に金銭的にきついと感じた経験があったから
- 女性も半分の500万円稼げるならいいが、産休をとって育児をしながらは難しいから
- 働くことに疲れた
「年収1000万円で専業主婦希望」を選んだ方の理由を見ると、自分の時間を使いたい、働くことに疲れたなどの理由が見られました。
そのほか、育児を考えて働けない期間が特に金銭的にきつい、自分も500万円稼げるならいいけど育児をしながらは難しいという声も。
国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」によれば、日本の平均年収は433万円です。
また、男女に分けた年代別の平均年収の推移をみると、男性は30歳代前半で472万円、40歳代前半で584万円、50歳代前半で664万円と上がっていくのに対し、女性は20歳代後半で328万円に達した後、50歳代後半まで300万円台前半を推移しています。
これにはさまざまな理由が考えられますが、男性に比べて女性の方が賃金が低い、育児を機にパートタイムで働く人が多いなどが挙げられるでしょう。
まだまだ女性が仕事と家事育児を両立するのは簡単ではありませんし、仕事を続けてもマミートラックなどに悩む方もいます。
共働きが主流とは言え、「育児中でも自然と共働きを選べる」までの環境は整備されていないのでしょう。