2. 日本のサラリーマンは何割が年収400万円台なのか

国税庁「民間給与実態統計調査(令和3年)」によると日本人の給与所得者全体の平均年収は443万円(前年比10万2000円の増加)です。これを男女別にみると、男性545万円、女性302万円となっています。

また、平均年収に満たない年収400万円以下の割合は53.6%。半数以上の人が平均年収以下という状況です。

出所:国税庁「民間給与実態統計調査(令和3年)」

賃金や物価は経済成長にあわせて上がっていくのが本来あるべき姿ですが、日本経済は30年間も低迷したまま。こうした伸び悩む年収を打破するため、国や企業が注目している一つに「副業」の働き方があります。

最後は、この「副業・兼業」という考え方も含め、個人ができる対策をお伝えしていきます。