約7割の女性が義理チョコを贈っていない
まずは、どのくらいの人が義理チョコを贈っているのかについて解説していきます。
2022年2月10日に公表された日本トレンドリサーチの調査によると、約7割の女性が「義理」の人に対して、何もしないと回答しています。
何もしない理由として、「お返しに期待してしまって気疲れするから」「テレワークだから」といった意見があり、時代の風潮とともに義理チョコ文化が消えつつあるのかもしれません。
また、近年においては、新型コロナウイルス感染症をきっかけに義理チョコを渡さなくなった人もいるようです。
上記のように義理チョコ文化が衰退している理由はさまざまですが、元々バレンタインの由来である「愛する人へ日頃の感謝や想いを伝える日」に戻りつつあります。
義理チョコをもらって好きになってしまった?半数の男性が本命チョコと勘違い
時代の変化に伴い、義理チョコ文化の衰退や意義、役割が変化しつつありますが、今年も「義理チョコを渡す人」は少なからずいるでしょう。
しかし、渡す側は「普段お世話になっているから」と義理で渡していたとしても、渡される側は「自分のことが好きなのかも?」と勘違いするケースがあるようです。
実際、2022年2月11日に公表された合同会社ボーダレスワールドの調査では、約55%の男性が義理チョコをもらってから「相手の女性を意識するようになった」と答えています。
バレンタインチョコをもらった男性の半数以上が、本命・義理に関係なく、チョコをくれた女性を意識してしまうと回答しており、そこから好意に発展することも。
「義理チョコだと思わせないような渡し方をしているからでは?」と思うかもしれませんが、合同会社ボーダレスワールドの同調査で、義理チョコと言われて渡された場合でも同様の結果になったようです。