まとめにかえて

年収は一つの目安になりますが、それだけではわからない部分もあるでしょう。

ひとりで年収1000万円以上となると、激務のために配偶者は働きに出られず専業主婦(夫)という場合もあります。

お子さんや家族の人数が多かったり、持病や障害を抱えていたりなどの事情を抱えているご家庭もあるでしょう。

また、コロナ禍をはじめとして社会情勢が不安定な現代では、年収はずっと同じ水準が続くとは限りません。時には年収が下がってしまうことも考えておきたいところでしょう。

少子化対策の一つとして児童手当に注目が集まっていますが、一方でさまざまな事情を抱えた子育て世帯もいると考えられます。

今回は児童手当の所得制限に注目が集まっていますが、その他の部分についても政府の動向を確認していきましょう。

参考資料

宮野 茉莉子