70歳代の就業率は伸びる一方に。70歳以降の暮らしの希望は?
貯蓄がない、年金だけでは生活できないとなれば、それを補うためにできるだけ長く働き続ける方もいます。
内閣府「令和4年版高齢社会白書」によれば、年齢階級別の就業率の推移は以下の通り。
70~74歳は2011年に22.8%でしたが2021年には32.6%へ、75歳以上は8.4%は10.5%へと、いずれも増えています。
特に70歳代前半では3人に1人が働いていることになりますから、60歳で定年は今や昔の話であり、長く働き続ける方が多いとわかるでしょう。
仕事を続けることで収入があるのはもちろんのこと、生活にメリハリがついたり、社会との繋がりができたり、やりがいがあったりというプラスの面もあるものです。
一方で、年齢により働くのが体力的にきつくなったり、老後は好きなことをしてゆっくり過ごしたいと希望されたりする方もいるでしょう。
70歳代で働くこともできる時代へとなっていますが、どのような暮らしをしたいかは各々異なるものです。