厚生労働省より、令和5年度の年金額改定が公表されました(2023年1月20日公表)。
それによると、国民年金の令和5年度の新規裁定者(67歳以下の方)は6万6250円(+1434円)、既裁定者(68歳以上の方)は月6万6050円(+1234円)となっています。
厚生年金については、新規裁定者になりますが会社員の夫と専業主婦のモデル夫婦で月22万4482円(+4889円)です。
対前年度比では上がったものの、食品や電気代・ガス代など光熱費なども値上がりとなり、そこまで安心できないという方も多いでしょう。
年金生活に入った方でも60歳代の方はまだ働かれる方も多いですが、70歳代になると仕事を辞めて本格的な年金生活に入る方も多いものです。
年金の不足部分は主に貯蓄を切り崩すことになりますが、今の70歳代は貯蓄をどれくらい保有しているのでしょうか。70歳代の暮らしを見ていきましょう。