なぜ、お墓を「本当に必要?」と思うのか

故人のご遺骨をお墓に納骨して、供養するというのが一般的ですが、最近では「お墓は本当に必要?」と考え、他の方法を検討する人もいます。

なぜそう考えるようになったのか、理由は次の2つがあげられます。

お墓が本当に必要?と思う理由1:お墓を承継する人がいない

お墓を継ぐ人がいれば安心ですが、子どもがいない夫婦や生涯おひとりさまの方など、子どもがいないというケースが増えてきました。

その場合、お墓の管理を頼める身内がいないことは既に分かっていることなので、自分が死んでしまった後のことが心配になり「管理できないお墓は本当に必要?」と思ってしまうのも頷けます。

お墓が本当に必要?と思う理由2:子どもにお墓の管理を負担させたくない

「お墓は本当に必要?」と思うのは、配偶者や子供がいない方だけではありません。

たとえば、子どもが都会に住んでいて、地元には戻らないことが予測できれば、お墓の管理を頼むことは難しいでしょう。

子どもが若いうちは、気軽に帰省できても、高齢になればお墓参りが負担となり、管理が難しくなるかもしれません。

先々を考えれば「お墓はいらないかも…」と思ってしまうのでしょう。