1. 60歳代ひとり世帯の平均貯蓄額を最新データで確認
最初に、単身世帯の金融資産保有額を60歳代と全体で比較してみましょう。
60歳代では1000万円以上を持つ人の割合が36.8%と、全体の23.5%に対して10ポイント以上上回っています。
3000万円以上の人も17.7%となっており、60歳代・ひとり世帯で3000万円貯めている方もいるとわかります。
平均額は1860万円となっており、60歳代で独身であれば、人生100年時代と考えると1000万円は準備したいところです。
しかし、データの中央値は460万円、貯蓄のない人も30%近くと貯蓄のできていない人も少なくありません。
貯蓄の少ない人は働き方や貯蓄計画などを、健康なうちに考えておきましょう。