3. 現役世代が今すぐにでも調べておいたほうがよいこと
60歳代の平均貯蓄額と平均年金月額を確認しましたが、現役世代にとっては未確定要素が多く、プランニングは難しく感じるかもしれません。
しかし現役世代でも、退職金の有無についてはすぐに調べられます。就業規則に「退職金規程」が記載されているか確認しましょう。記載されていれば、基本的に退職金額の計算方法もあるでしょう。
なお厚生労働省「平成30年就労条件総合調査」によると、退職金制度がある企業割合は80.5%です。
約20%の企業には退職金制度がないため、定年退職まで勤務予定の場合には、早めにライフプランを作成することをお勧めします。