たくさんある!ハボタンの系統
江戸時代から栽培されているハボタンは、改良が繰り返しおこなわれてきた植物で、現在に至るまでさまざまな系統が存在しています。
オシャレで存在感のあるハボタンがたくさんあり、その多様さを楽しむのもハボタンの楽しみ方のひとつ。ハボタンだけを組み合わせても、とてもオシャレに仕上がります。
丸葉系
丸葉系は丸い葉が特徴的な系統です。東京丸葉系と大阪丸葉系の2系統があり、東京丸葉系に全体的に丸い形、大阪丸葉系はやや波立った葉が特徴です。
代表的な品種:日の出、晴れ姿、つぐみ、円(まどか)など
ちりめん系
ちりめん系は、ちりめんのように強く縮れた葉が特徴の系統です。
代表的な品種:紅かもめ、ドレスなど
切れ葉系
切れ葉系はたくさんの切れ込みが入った葉が特徴的なハボタンです。雪の結晶のような葉が美しく、さんご系、くじゃく系とも呼ばれます。
代表的な品種:白さんご、紅くじゃく、ハーモニー、アンサンブルなど
バニー系
ウサギの耳のような形で、縮れてモコモコとした葉が特徴の系統です。
フリル系
大きく波立つ葉が特徴的なフリル系。ロマンチックな株姿で、高性種は切り花にもぴったりです。