2.2 資産運用で「お金にも働いてもらう」発想

「自分が働き続ける」次に意識しておきたいのが、「お金にも働いてもらう」発想。つまり資産運用でお金を育てていく心構えです。

銀行などの預貯金とは異なり、投資には元本割れのリスクがある点は理解しておく必要があります。

毎月定額を積立投資に回し、運用期間を長くとることで、リスクの軽減とリターンの安定に繋がる点に注目してみるとよいでしょう。

複利のメリットをいかしながら、預貯金だけで資産形成を行った場合より、効率よくお金を育てていくことも可能です。

超低金利が続くいま、資産運用でお金を育てる発想を持つ好機といえるかもしれません。

つみたてNISAやiDeCo(イデコ:個人型確定拠出年金)といった、投資の運用益が非課税になる制度の活用を検討してもよいでしょう。