2. 50歳代で考える「仕事とお金」。資産形成のコツとは

ここからは、リタイヤまでのラストスパート期ともいえる50歳代のみなさんが、ぜひ押さえておきたい「仕事とお金」に関する考え方をご紹介します。

2.1 「いつまで働く」かを考える

50歳代の時点でまず意識しておきたいのが、「いつまで働き続けるか」という点。

一般的な定年退職は、60歳・65歳などが多いですね。

長く働き続けることで、当然ながら収入は継続します。また、再就職などで厚生年金に継続して加入することで将来受け取る年金額を増やすことにも繋がります。

再就職や再雇用では、一般的に給与が下がることも予想されますが、厚生年金の加入期間を長くとることは、老後の年金額を増やすためには重要なポイントです。

世帯によってはサラリーマンの退職に伴い、年下の配偶者が国民年金保険料を負担するケースを防ぐことも可能でしょう。

このように将来受け取る年金や国民年金保険料などに影響を与えます。60歳以降も厚生年金に加入しながら勤め続ける選択肢があれば心強いかもしれませんね。