1.2 つみたてNISAをおすすめしない人2.積極的に貯蓄ではなく投資に注力したい人

余裕資金があり、積極的に貯蓄ではなく投資に注力したい人もつみたてNISAよりは一般NISAがおすすめです。非課税投資枠は一般NISAのほうが大きいからです。

  • 一般NISA:新規投資額で毎年120万円が上限(非課税投資枠は最大600万円)
  • つみたてNISA:規投資額で毎年40万円が上限(非課税投資枠は20年間で最大800万円)

このように、毎年の非課税投資枠は非課税投資枠のほうがつみたてNISAより3倍も多くなっています。したがって、お金をより投資に回したい方は一般NISAをおすすめします。

ただし、投資はほとんど生活に影響しない余裕資金を用いることが大切です。生活費や将来の貯蓄を投資に回すのはリスクが高いといえるでしょう。

余裕資金があまりない場合や一気に減らしたくない場合は、つみたてNISAが向いているといえます。

1.3 つみたてNISAをおすすめしない人3.株式投資したい人

株式投資したい人はつみたてNISAではなく一般NISAを選びましょう。つみたてNISAでは株式投資ができません。

一般NISAは株式投資ができます。株式投資は売ったときに得られる売却益だけでなく、配当金や株主優待などを得ることも可能です。

さらに、自分で銘柄を選べるという点から、投資信託より自由度は高いといえるでしょう。

ただし、プロが運用してくれる投資信託と違って、すべて自分で判断しなければなりません。