つみたてNISAのデメリットとは。投資信託選びの注意点も解説

老後資金の備えとして今後ますますつみたてNISAに注目が集まると考えられますが、デメリットや注意点もあります。

つみたてNISAの対象となる商品は、以下の通り全部で216本です。

つみたてNISAの商品本数(投資信託・ETF)

  • 指定インデックス投資信託:185本
  • 指定インデックス投資信託以外の投資信託(アクティブ運用投資信託等):24本
  • 上場株式投資信託(ETF):7本

出所:金融庁「つみたてNISAの対象商品」(2022年10月31日時点)

投資信託やETFから選んで運用となるので、損をするリスクもあります。

また、商品本数が216本もある中から、長期間にわたり積み立てを続ける商品を選ばなければなりません。

つみたてNISAのような積立投資はリスクがありますが、基本的に長期間運用を続けることでリスクを軽減し、利息に利息がつく複利の効果を期待するものになります。

途中で売却したり、積立をやめたりするとその効果も薄れるため、「長期間運用して良い」と思える金額と商品選びをする必要があります。

今はネット上でも投資信託等に関するさまざまな情報が溢れていますが、きちんと自分で選び、「長期間運用してもいい」と納得できる商品選びを行いましょう。