12月にふるさと納税を行う場合の注意点
12月に駆け込みでふるさと納税を行う際には、以下の点に注意が必要です。
控除の上限額を超えないように申し込む
12月になって控除の上限額がある程度把握できたら、できるだけその額に近づけるよう寄付を行いたいと思うものです。ただし、前年の12月に申し込んで入金が間に合わず翌年に繰り越されたものがあると、その分金額を超えてしまいますので、繰り越し分がないかどうかを確認しておきましょう。
上限額を超えた部分については、全額自己負担となってしまうため、その年の上限額の範囲内に収まるよう、これまでにどのくらいふるさと納税を利用したかも把握しておくことをおすすめします。
申込者の名義に注意
ふるさと納税を行い、控除を受けるためには、申込者(寄付する人)が納税者本人でなければなりません。サイトを使って申し込む際、ログイン状態によっては家族の名義で申し込んでしまう可能性があります。家族も所得があり、寄付金控除を受けられるのであればいいのですが、子どもや専業主婦(夫)の場合、メリットが得られませんので注意してください。
また、クレジットカード払いの際にも、納税者本人のクレジットカードであるかどうかを必ず確認するようにしましょう。原則として、ふるさと納税の場合、申込者と決裁者(クレジットカードの名義)は同じである必要があります。