ホンダとSUBARUが年初来安値! 薄商いの中で日経平均は小幅続落

【東京株式市場】2017年6月22日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小幅続落、本格的な“夏枯れ相場”到来か

2017年6月22日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,110円(▲28円、▲0.1%)  小幅続落
  • TOPIX 1,610.3(▲1.1、▲0.1%)  小幅続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,209.9(+15.5、+1.3%)  大幅続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:992、値下がり銘柄数:876、変わらず:152
  • 値上がり業種数:13、値下がり業種数:20
  • 年初来高値更新銘柄数:151、年初来安値更新銘柄数:16

東証1部の出来高は15億5,040万株、売買代金は2兆771億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。引き続き特段目立ったニュースがないこともあり、積極的な売買が控えられました。売買代金はかろうじて2兆円を超えましたが、出来高は20億株を大きく下回っています。

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なお、出来高が20億株未満となるのは4日連続となり、しかも、6月に入ってから20億株を超えたのはわずか3日しかありません。本格的な梅雨の季節に入った一方で、株式市場は本格的な“夏枯れ相場”に入ったと言えましょう。

そのような中、日経平均株価は終日、前日終値を挟む攻防が続きました。1日の値幅(高値と安値の差)は83円に止まり、静かな値動きで引けています。後場開始直後に一時+52円高となりましたが、結局は小幅続落となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きだったようです。

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東証マザーズ総合指数は大幅続伸、売買代金は1,700億円に迫る高水準

東証マザーズの出来高は1億1,590万株、売買代金1,691億円となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は小幅増加となっています。

出来高の減少が若干気になるものの、売買代金は1,700億円に迫る高水準の商いとなりました。これで出来高は13日連続の1億株超、売買代金は22日連続の1,000億円超となっています。

また、総合指数も大幅続伸となり、終値でも2016年5月13日以来の1,200ポイント超となりました。

ホンダとSUBARUが年初来安値を更新、村田製作所は連日の高値更新

個別銘柄では、KDDI(9433)が大きく値を下げ、日東電工(6988)や電通(4324)も大幅続落となりました。また、ホンダ(7267)とSUBARU(7270)の自動車主力株が下落して、ともに年初来安値を更新しています。

さらに、パナソニック(6752)は高値更新後に売りに押されて反落となり、コマツ(6301)、日立製作所(6501)、三菱電機(6503)、関西電力(9503)などの大幅下落が目立ちました。

一方、塩野義製薬(4507)、NTTデータ(9613)、トレンドマイクロ(4704)などの内需関連銘柄が値を上げ、いずれも年初来高値を更新しました。

また、村田製作所(6981)が急騰して連日の高値更新となり、ブリヂストン(5108)や任天堂(7974)も高値を付けて引けています。

新興市場では、サイバーステップ(3810)が値を飛ばしてストップ高となり、UMNファーマ(4585)もストップ高で引けました。

また、ミクシィ(2121)、エディア(3935)、アカツキ(3932)などが年初来高値を更新し、そーせいグループ(4565)も急騰して引けています。一方、力の源ホールディングス(3561)は値を下げて引けました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。