3. 公的年金制度は破綻しないが、老後生活を支えるには十分といえない
日本の公的年金制度は長期的に維持できるシステムで運営されていますが、もらえる金額は十分とはいえません。
実際の老齢厚生年金の平均月額(老齢基礎年金を含む)は14万4366円です。男性の平均月額は16万4742円、女性の平均月額は10万3808円となっています。
現役世代の手取り収入額と比較して、どのくらいの割合の年金額が受け取れるかを表す数字の「所得代替率」でみても、約6割という状況です。
現役時代の収入と比べ6割程度では、衣食住を充分に満たすのは難しいといえそうです。
著者
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。会計事務所で10年、保険代理店や外資系の保険会社で営業職として14年勤務したのち、FPとして独立。ひとりひとりのお金に対する価値観を大事にしながら、ムリのない節約術を提案している。他のメディア媒体でも、お金に関する記事の執筆を行う。読者がすっと理解できるよう、文章の構成や表現などを意識している。LIMO編集部では、お金やペットの記事を執筆。自宅では、3匹の猫(12歳~19歳)と暮らしており、猫の健康管理や介護は得意分野。趣味は、落語、宝塚。愛読書は、P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズ(2023年11月20日更新)。