20~70歳代「貯蓄100万円未満」の割合は?苦しい家計のようすも

物価が上がる一方で、平均年収400万円台が30年続く日本では、家計や貯蓄が厳しい方も多いでしょう。

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によれば、20~70歳代で貯蓄100万円未満の家庭の割合は以下の通り。

出所:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」をもとに筆者作成

貯蓄100万円未満は30〜50歳代で約3世帯に1世帯となっており、60歳代以降でも約2割というのが今の日本の現状です。

現役世代であれば、住宅ローンや教育費を払いながら老後資金の準備もしたいところですが、それぞれの負担が大きく貯蓄ができない世帯もあるでしょう。

加えてこの物価高では、思うように貯蓄できない世帯も出てくると考えられます。