年金振込通知書の手取り額に心積もりを
ここまで「年金振込通知書」を参考に、「年金から控除される金額」と「実際に振り込まれる年金額」を確認してきました。
働いている今でも、給与明細を見ると結構税金が引かれていてガッカリしたという方も多いと思いますが、それは年金にも同じことが言えます。
年金から引かれるものが多く、「ねんきん定期便」で見ていた金額より実際に受け取れる金額はそこまで多くないとガッカリした方も多いと思いますが、もっとも気をつけておきたいことがあります。
それは、「介護保険料の見直し」です。介護保険料は3年に1回見直しが入るため、今後少子高齢化が囁かれる日本では保険料の負担が増すことも充分考えられます。
最終的に税金等の引かれるものがどのくらいで、実際に受け取れる年金額がいくらになるか予想をつけることは難しいですが、常に「ねんきん定期便」を確認するようにしましょう。
制度改定などにもアンテナを張り、手取り額が少なくなった場合などを想定しておくと、実際に年金を受け取る時のガッカリ感を減らすことができるかもしれませんね。