2. 子作りを理由に妻が仕事を辞めるという選択
筆者の友人A子は、30歳で社内結婚しました。A子は、広告代理店に勤めるキャリアウーマン。結婚当初は積み上げたキャリアを捨てる考えは微塵もなく、子どもを希望しているものの、妊娠してから考えればいいやというラフな人生計画を立てていました。内心、普通に夫婦生活を送っていれば、そのうち妊娠するだろうと思っていたそうです。しかし、結婚から3年経っても妊娠しなかったことで、彼女の考えに変化が起こります。
妊娠できないのは、忙しすぎて夫婦の時間を持てていないこと、そして食生活の乱れや冷え性などが原因ではないか。このままの生活を続けていては、子どもに恵まれないかもしれない…という恐怖が彼女を襲いました。
結果、大好きな仕事を“子作りに専念”という理由で辞めてしまったのです。