4. あなたは賛成? それとも反対?

ネットでは、こうした年賀状の「終活」に対して、

「惰性で書いてる程度ならやめても構わないだろ」
「合理的だし自分もそうしたい」
「不謹慎かもしれないけどコロナ禍は終活年賀状のよい契機だと思う」


と賛同する声がある一方で、

「正月早々、縁切り状をもらうのは不快」
「フェードアウトのほうがいい」
「とりあえずもらった人が傷つかない書き方にしてくれ」
「寂しい気持ちになるので、せめて寒中見舞いとして送ってほしい」


とあまりよく思わない人も多くいます。確かに、誠実な気持ちで送られたものだとしても、そういう文面を受け取るのが嬉しいかといえば、微妙なところではありますね……。

5. SNSやメールにその座を明け渡すのか?

SNSなどコミュニケーションのツールがますます発達する中で、普段から知り合いの近況を見ていたり、たまにメールをやり取りしていたりすることも多い今となっては、「日ごろから連絡を取っている仲のいい人へは、年賀状の必要性を感じない」という人もいます。

また、「年賀状を書くことに追われず、年末をゆったりと過ごしたい」「気持ちの問題だから形式は問わないはず」と、年賀状よりも手軽なSNSやメールで年始の挨拶をする人が増えていることは間違いありません。

高齢化だけでなく、さまざまな理由から行われている年賀状の「終活」。今後もさらに広がりを見せていくのかもしれません。今回の年賀状、みなさんはどうされますか?

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