投信1編集部によるこの記事の注目点

  • マンションを購入する際に気になる資産性。資産性はどの街か、どの沿線などによっても大きく変わるものです。この調査は、中古マンション相場サイト「マンションマーケット」のデータをもとに、都心三区の一つであり日本を代表する高級エリア「港区」について、マンション価格の変化を調べたものです。
  • 2007年と2017年の平均㎡単価をを比較すると、上位5エリアまでは平均20%以上も上昇していることがわかりました。また、エリアごとのマンション別の価格推移をみると、上昇率が高いマンション群の方が低いマンション群に比べて築古という意外な結果になりました。
  • マンションの資産性は、築年数だけでなく周辺環境なども関係してくることが分かります。検討の際には今後の環境の変化なども考慮することが必要でしょう。

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都心三区の一つ港区」は、同じく都心三区の中央区千代田区と並ぶ東京の代表的なエリアです。誰もが知る高級エリアが多く集結する街ですが、港区ときいてタワーマンションが立ち並ぶイメージを連想される方も多いのではないでしょうか。

今回マンションサプリでは、日本を代表する高級エリア「港区」の資産性について検証すべく、相場情報サイト「マンションマーケット」の相場データを用いて調査を行いました。

今回の調査対象は、港区の30のエリア。(赤坂、麻布十番、麻布台、麻布永坂町、麻布狸穴町、愛宕、海岸、北青、港南、芝、芝浦、芝公園、芝大門、白金、白金台、新橋、高輪、台場、虎ノ門、西麻布、西新橋、浜松町、東麻布、東新橋、三田、南青山、南麻布、元赤坂、元麻布、六本木)2007年当時に対象エリアに存在していたマンションの、2007年当時と現在の平均㎡単価を調査。過去10年で価格にどのような変化があったのか、30エリアの上昇率が高いトップ10エリアをランキングにしました。

調査概要
※対象エリアは、赤坂、麻布十番、麻布台、麻布永坂町、麻布狸穴町、愛宕、海岸、北青、港南、芝、芝浦、芝公園、芝大門、白金、白金台、新橋、高輪、台場、虎ノ門、西麻布、西新橋、浜松町、東麻布、東新橋、三田、南青山、南麻布、元赤坂、元麻布、六本木の30エリアです。
※対象マンションは、相場情報サイト「マンションマーケット」に掲載されている中古分譲マンションです。
※ランキングに用いたのは、該当マンションが10棟以上あるエリアのみです。
※データは2017年5月31日時点のものです。

調査結果

最も資産性が高いのは「麻布十番」
築古マンションほど、上昇率が高い!?

第1位にランクインした「麻布十番」は、過去10年で平均㎡単価を27.1%上昇させています。麻布十番だけでなく、「虎ノ門」「浜松町」「芝浦」「三田」の上位5エリアまで、平均20%以上と高い上昇率を記録しました。また、エリアごとにマンション別の価格推移をみると、上昇率が高いマンションは比較的築年が経っていることが分かります。各エリアにおける上昇率が下位5マンションの平均築年が23.32年だったのに対し、上位5マンションの平均築年数は36.1年。なんと上昇率が高いマンション群の方が築古という結果となりました。

冒頭でも申し上げた通り、”港区=タワマン”のイメージが強いですが、港区の高層マンションの建設ラッシュに伴い、周辺マンションの価格も引き上げられたためだと考えられます。(株)不動産経済研究所の「超高層マンション市場動向2017」によると、2017年以降に完成予定の高層マンションは32棟あり、首都圏において港区の次に建設予定数が多い中央区でも18棟となっており、港区の建設予定数は圧倒的に多いことが分かります。港区は、すでに不動産価格が比較的高額なエリアではありますが、今後の不動産価格にも注目したいですね。

まとめ

いかがでしたか?この調査以外にも「マンションサプリ」ではマンションに関する役立つ情報をお届けしています。マンションに住んでいる、または住むことを検討しているという方はぜひ参考にしてみてください。

またマンションマーケットでは全国350万件以上の価格データから算出した精度の高い相場価格をご紹介しています。あなたのお住まいの相場を調べてみては?

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