この記事の3つのポイント

  •  厚生年金の月額平均受給額は約14万円
  •  厚生年金の平均受給額は年収で変わるが、実はばらつきが大きい
  •  60歳代の貯蓄の平均値は2000万円代だが、中央値は800万円代

 

寒い冬に向けて、また年末に向けても出費が増えるこれからの時期。

今年は物価高も相次ぎ、日々のやりくりに苦労した方も多いでしょう。12月は出費が多いものの、クリスマスや年末年始など、この一年の疲れを癒やすためにも楽しみたいですよね。

ただ、年金生活の方の場合、収入が限られているため、この冬を過ごそうか考えられる方も多いでしょう。

厚生労働省によると、厚生年金保険(第1号)の平均月額は14万4366円です。ただ年金は加入している年金や加入期間、厚生年金の場合は収入によっても将来の受給額が変わってきます。

老後生活を考える上で、年金受給額とその年収の目安を知っておくと良いでしょう。今回は厚生年金の平均月額を受け取る人の、現役時代の年収についてみていきます。

【注目記事】年金を増やしすぎた夫婦を待つ悲劇。手遅れになる前に知っておくべき繰下げ受給の仕組み