内閣府「令和4年版高齢社会白書(全体版)」によると、都市規模別に見た65歳以上人口指数は大都市が133.4と最も高く、次いで「人口30万人以上の都市(大都市を除く)」で124.4(平成27(2015)年=100)。
最も低いのは「人口5万人未満の都市」で89.7となっており、都市規模が大きいほど65歳以上の人口が増加する見込みとなっています。
この要因にはさまざまなことが考えられますが、そもそもの人口の多さや年齢を重ねるほど都市部のほうが暮らしやすいと考える方も多いでしょう。
では、東京都に住む高齢者はどのような暮らしをしているのでしょうか。
今回は東京都福祉保健局の令和2年度東京都福祉保健基礎調査「高齢者の生活実態」より、東京都の65歳以上の在宅高齢者6000人のお金事情をみていきます。