2021年の今日公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。
(初公開日:2021年11月21日)

11月15日、歌手で俳優の菅田将暉さん・女優の小松菜奈さんが結婚を発表しました。人気俳優のお二人の結婚ということもあり、非常に話題となっています。

その日、菅田さんも自身のラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』で「自分の人生と向き合っていくきっかけになった」と、結婚について想いを語っていました。お二人で末永く、幸せな人生を歩んでほしいですね。

さて、「人生100年時代」となれば、人生の3分の1は老後と考えてよいでしょう。その収入の柱となる公的年金の話題は、メディアで頻繁に取り上げられています。

今回は、いまどきのシニア世代が、実際にどのくらい年金をもらっているのか検証していきましょう。

【注目記事】【年金】みんな「厚生年金と国民年金」は本当は月いくらもらっているのか

1. 年金のキホンをおさらい!

まずは「2階建て構造」などと呼ばれる、日本の公的年金制度の基本を整理します。

働き方によって、加入する年金制度が変わります。

老後に受け取る年金も人それぞれ。

 

  • 1階部分「国民年金(基礎年金)」:日本に住む20歳以上60歳未満の全員に加入義務
  • 2階部分「厚生年金」:公務員や会社員などが「国民年金」に上乗せして加入

国民年金だけ加入の方は、老後に「老齢基礎年金」を受け取ります。厚生年金に加入している場合は、「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」の2階建て受給です。

次では、それぞれの受給額事情を見ていきましょう。