テンポのいい会話が心地いい関西弁。砕けた雰囲気で、なんだか親しみやすく感じることもあります。

ユーキャンのおなじみ「新語・流行語大賞」でノミネートされた「知らんけど」も、元は関西弁。今や若い世代を中心に全国で使われるようになったそうです。

そんな関西弁のなかには、関東や九州など他の地域では聞きなれない言葉もちらほら。いったいどのような意味や使い方があるのでしょうか?

今回は、バリバリの関西人が無意識に使っている関西弁を10個紹介します。

関西弁1. あかん

関西弁の「あかん」は、標準語の「ダメ」「いけない」「よくない」という意味です。「そんなこと言うたらあかんで」(そんなこと言ったらいけないよ)、「この前食べた饅頭あかんかったわ」(この前食べた饅頭はよくなかったな)のように使います。

関西弁2. ええ

関西弁の「ええ」は、標準語の「いい」「よい」という意味です。

「そのバッグええやん」(そのバッグいいね・いいバッグを持っているね)、「ええ店やったなあ」(いいお店だったなあ)という風に使います。

状況によっては、「ええ」の代わりに「かまへん」を用いることも。

「その予定でかまへんで」(その予定で構わないよ・その予定でいいよ)や、謝罪に対して「かまへん、かまへん」(いいよ、いいよ・気にしないで・大丈夫)と言う場合もあります。