鮮やかな花を咲かせるゼラニウムは、花壇や寄せ植えの主役におすすめの植物です。

他の植物と一緒に植えると、より華やかさが増すため、庭や玄関に飾って明るい雰囲気を楽しんでみませんか。

そこで今回は、ゼラニウムの寄せ植えにおすすめの植物、そしてゼラニウムの寄せ植えのポイントも紹介します。さっそくみていきましょう!

1. 意外と多い!ゼラニウムの種類

【写真1枚目/全9枚】愛くるしい花姿の「パンジーゼラニウム」2枚目以降では、ゼラニウムの寄せ植えのコツや一緒に植えたい植物を紹介します!

パンジーゼラニウムの花。色はピンク。

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園芸店でよく見かけるゼラニウムの多くはゾナーレ種です。日本で長い間親しまれている品種で、華やかな雰囲気が楽しめます。室内などで管理しやすいのも特徴のひとつです。

ゾナーレ種のゼラニウム以外では、アイビーゼラニウムやセンテッドゼラニウム、パンジーゼラニウムなどがあります。いずれもゾナーレ種とは異なり、野趣あふれる雰囲気が魅力です。

とくにセンテッドゼラニウムは、花や葉も小さめでナチュラルな雰囲気がとてもおしゃれ。寄せ植えの主役にもおすすめですが、他の植物をうまく引き立てるサブ植物としても重宝します。

リーフプランツとして重宝するのがモミジバゼラニウム。個性的な葉色は一見すると組み合わせにくそうですが、他の植物と相性がよく、寄せ植えのアクセントにもなります。

2. ゼラニウムの寄せ植え、上手に作るポイント

ゼラニウムの寄せ植えをキレイに作るポイントは?

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ゾナーレ種など、花房が大きめのゼラニウムは、寄せ植えのメインにすると全体のまとまりがよくなります。一緒に植える植物は小ぶりにして、主役が引き立つ植物を選びましょう。

たとえばヘデラなどのリーフプランツは、組み合わせるだけで簡単に主役を引き立てられる植物です。性質が丈夫なので、世話に手間がかかることもありません。

花が咲く植物と一緒に植えるなら、ゼラニウムと同じ生育環境を好む植物を植えるようにします。ゼラニウムは過湿や高温が苦手なので、逆の性質を持った植物だと一緒に育てにくいかもしれません。

また、こんもりと大きく茂る植物は、一緒に植えると風通しが悪くなることがあります。株の生長具合を考えながら、一緒に植える植物を選びましょう。